No.11「平成最終日」

日野わかくさクラブ

「心に美しき夢を持った人間は決して困難にも負けない。

青春は常に挫折の連続かもしれない。

でも、夢を持ってさえいればきっと幸福が君を待っている。」

 

今日たまたま読んだある小説の一節です。

ありきたりと言えばありきたり。

特別新しい言葉ではないと思います。

でも、今の自分には、様々な思いを抱かせる一節でした。

 

今日はかなり久しぶりの休日。

大好きな読書ができた一日でした。

思えば、仕事も休み、野球も休み、の一日は、今年一日たりともありませんでした。

 

平成から令和に変わるかどうかではなく、

束の間の休日が送れたことに感慨を感じます。

 

都知事杯予選、春季大会の2回戦が先週行われました。

新人戦都大会ベスト16のチームに完勝しました。

また一つ大きな壁を越えることができました。

 

自分自身は監督という立場でありながら、

どうしても休むことができない仕事のため、試合に参加できませんでした。

 

それでも、

心から信頼する選手たち、ヘッドコーチ、コーチスタッフ、

保護者、OBの力で、勝利を勝ちとりました。

 

試合速報のメールの文を読み、

涙がとまりませんでした。

 

自分自身ではなく、人の活躍を心から祈り、

人の活躍を心から喜び、涙する自分がいること、

こんな幸せなことはありません。

 

次の一戦にまた全てをかけます。

 

平成31年4月30日