先日、ある元オリンピック選手の子どもたちに向けた講演を聞く機会がありました。
世界トップの卓越した技を披露していく中で、その方は「スポーツが苦手だった」「失敗ばかりだった」と繰り返し話していました。
そして「きっと、オリンピック選手は、失敗した数が人一倍多い選手たちの集まりなんだと思う」と述べていました。
野球は、失敗のスポーツだと言われます。
理由の一つは打率です。
3割を打てれば好打者(学童野球は4割でしょうか)の野球では、7割が凡打(失敗)だからです。
見方を変えると、3割の成功でよしとされるスポーツです。
失敗を認め合えるスポーツが、野球です。
今年度がスタートし、一か月がたちました。
試合と練習を重ね、失敗と成功を繰り返すたびに、みるみる成長していく選手たち。
全国大会出場の超強豪チームにも臆せず向かっていく選手たち。
相手チームのようにポール直撃のホームランを打てる選手はいないけれど、
チームワークで1勝をもぎとった選手たち。
驚きの成長ぶりです。
「わかくさの仲の良さはどのチームにも負けない。本当に良いチームに入ったと思ってる。僕はこの大好きな仲間と一緒に勝ちたい」
そう語った選手がいたそうです。
仲間とともに失敗と成功を繰り返し、
励まし合って成長していく子どもたち。
こんな「日野わかくさクラブ」に、
もっともっと多くの仲間が入部してくることを期待しています。
次回のWBP(わかくさボールパーク)・体験会は2月29日(土)です。
この日に限らず、見学・体験はいつでも大歓迎!
令和2年2月6日