試合・練習の反省、振り返りの話し合いを、選手たち同志で進めています。
話し合いは、内容も雰囲気も、益々レベルがあがってきました。
もうすっかり当たり前になった指名なし発表から、指名なし討論(議論)へと自分たちで発展させつつあります。
素晴らしい力です。
先週、練習後にある六年生が校庭の隅のベンチを見て、
「監督。ここでよく発表しましたよね。」
「俺イチローしか知らなかったからイチローのことばっか話してました~。」と話しかけてくれました。
確かに、今の高学年が小さかった頃、
好きな選手や好きなチーム等を「結論→理由」の基本的な話型を用いて発表する練習を重ねました。
ちょっと緊張しながら勇気を出して発表し、
皆から拍手をもらって満面の笑み、そんなことを繰り返してきました。
あれから数年。
同じ志をもった仲間同士の話し合いは、益々進化しています。
きっとこれからも。
野球の技術だけではない、
様々な生きる力を、
このわかくさクラブで身に付けていってほしいと願っています。
令和2年2月21日