今年度も記録会が行われました。
全学年で行いました。
記録会後に、選手全員を集め、記録会の意味を話しました。
毎年この監督通信でも書いていることです。
「記録会は決して人と比べて一喜一憂するものではない。
一年間の成長の証を自分自身とご家族で確かめ、
次への意欲へとするためのもである。
誰一人例外なく、皆が成長し、皆が素晴らしかった。」
この意味は、記録会だけのことではありません。
保護者は、野球チームに我が子を入れて、何を望むのか。
保護者の願いは、「子どもを成長させたい」という思いです。
野球の技術であったり、体力であったり、
精神力であったり、少しの差はあれど、
「子どもを成長させたい」という思いは同じはずです。
六年生はもうすぐ卒団を迎えます。
六年生の子どもたちも、誰一人例外なく、全員が「成長」しました。
「成長」の度合いによる優劣などありません。
全員の千差万別の「成長」が、かけがえがなく、素晴らしい。
そして、「子どもたちを成長させたい」と願うのは、指導者も同じです。
あと数回の練習だけど、あと1試合かもしれない試合だけど、
最後の最後まで「子どもたちの成長」を願って、今まで通り信念をもって接していきます。
体調不良だった彼と、その仲間と、
最後にまたみんなで野球ができることを、ただただ祈り・・・。
令和2年12月1日